湘南

秦野市の防災情報

神奈川県央の西部にあり、東は伊勢原市、西は松田町・大井町、南は中井町・平塚市、北は山北町・清川村・厚木市に接する、面積103.76km²の市です。北に丹沢の山々、南に渋沢丘陵が東西に走り、水無川と金目川がつくった扇状地が中心市街地になっています。

もとにした計画
秦野市地域防災計画 地震災害対策計画・風水害等災害対策計画・資料編令和7年度改定(令和8年3月31日)
確認日
土砂災害警戒区域
408区域
急傾斜地の崩壊310・土石流98。うち特別警戒区域は344(急傾斜地の崩壊278・土石流66、県の告示図書の表から当サイトが数えた)。ほかに伊勢原市・平塚市・中井町・松田町にまたがり、相手側の番号で載る区域が8(令和8年2月17日現在)
神奈川県 土砂災害警戒区域等告示図書(秦野市)
用意すること事業所・倉庫・現場と通勤・配送ルートが区域にかかっていないか、地区別ハザードマップや総合防災情報システムで確かめる(地震災害対策計画 第2章第4節3 地-26)
全壊(大正型関東地震・冬18時)
14,350棟
重複を考慮した値。半壊12,470棟(県 令和7年調査)。市の計画も同じ値を使っている
神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.10、地震災害対策計画 地-9
用意すること建物・設備の耐震性と、食料・飲料水等の備蓄を確かめる(地震災害対策計画 第2章第7節1(2)ア 地-31)
帰宅困難者(直後)
18,190人
通勤・通学者6,810人と観光客11,380人の合計(県 令和7年調査。各地震で同じ値)。市の計画も合計の18,190人を載せている
神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.51、地震災害対策計画 地-7・地-9
用意すること「むやみに移動を開始しない」を基本に、安全に帰宅できると確認できるまで従業員や来訪者を建物内にとどめる手順と備蓄を決めておく(地震災害対策計画 第3章第6節7(3) 地-63)
断水(大正型関東地震・1日後)
113,030人
直後130,950人、4日後99,870人、30日後6,340人。復旧完了は30日後(県 令和7年調査)
神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.60
用意すること従業員の飲料水・生活用水の備えを、断水が長く続く前提で見直す
富士山噴火の降灰
30cm程度
富士山ハザードマップ検討委員会報告書(平成16年6月)による市内の想定。市の計画は、10cm以上積もると降雨で土石流が発生しやすくなるとしている
風水害等災害対策計画 第5章第2節 風-137
用意すること交通が止まり従業員の出社・帰宅が難しくなる場合と、停電などを想定した体制をBCPに入れる(風水害等災害対策計画 第5章第2節4(1)エ 風-140)

自社の所在地で確かめる

このページは市全体の情報です。事業所・倉庫・現場の場所で何が想定されているかは、次の手順で確かめてください。

  1. 「秦野市総合防災情報システム」で住所を検索し、事業所の場所の土砂災害(特別)警戒区域、洪水・内水の浸水想定区域、家屋倒壊等氾濫想定区域を確かめる
  2. 市内6地区の地区別ハザードマップ(PDF)で、浸水の深さ、土砂災害警戒区域、アンダーパスの印、風水害時の避難所を確かめる
  3. 下水道などから雨水があふれる内水の浸水は、内水浸水想定区域図(想定最大規模降雨・浸水継続時間など4種類)で確かめる
  4. 土砂災害(特別)警戒区域の最新の指定は、神奈川県土砂災害情報ポータルと県の告示図書で確かめる

拠点リスク確認で、自社の拠点を調べる住所を入れると、拠点ごとの地図と想定、確かめることをまとめて表示します。印刷して社内の資料にもできます。

秦野市の自然災害リスクマップ

地図を準備しています

表示する想定
凡例洪水

洪水(想定最大規模)

  • 0.5m未満
  • 0.5〜3m
  • 3〜5m
  • 5〜10m
  • 10〜20m
  • 20m以上
  • アンダーパス・地下道
  • 浸水しやすい道路(市の資料)
  • 点線の縁は、位置が目安のもの

地図の上の「洪水」「内水」などを押すと、地図に重ねる想定が切り替わります。地図をクリックしても調べられます。入力した住所は、位置を調べるために国土地理院の住所検索に送られます。調べた地点の緯度・経度は、国土地理院・防災科学技術研究所の公開APIに送られます。当サイトには送られず、保存もしません。

事業所・倉庫・現場の場所を調べると、地震の揺れの確率と、洪水・土砂災害の想定をまとめて表示します。

秦野市が公開しているハザードマップ洪水・内水・土砂災害

出典:「ハザードマップポータルサイト」(https://disaportal.gsi.go.jp/)の配信タイル(2026.09.26に利用)、 防災科学技術研究所「J-SHIS 地震ハザードステーション」(確率論的地震動予測地図 2024年版・平均ケース、表層地盤)、国土地理院「浸水ナビ」をもとに当サイトが作成。 背景地図:OpenFreeMap © OpenMapTiles、地図データ © OpenStreetMap contributors。 地点の区分は、タイルの色から当サイトが読み取ったもので、国や自治体の判定ではありません。不動産取引の重要事項説明には使えません。

概要

事業所がまず確認すること

  • 市の地域防災計画(令和8年3月31日改定)は、県の令和7年3月の地震被害想定調査の数値を引用しています。都心南部直下地震・神奈川県西部地震・南海トラフ巨大地震を10年以内の短・中期の目標、大正型関東地震を長期の目標としています。市は南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されており、臨時情報が出たときの対応を決めておいてください(記事「南海トラフ地震臨時情報が出たときの事業所の対応」)
  • 丹沢の山地と、起伏の多い市街地の崖に土砂災害警戒区域が408区域あります。あわせて金目川水系(金目川・水無川・室川など)と四十八瀬川の洪水、下水道や水路からあふれる内水の浸水想定区域があります。事業所の場所と通勤・配送ルートを、地区別ハザードマップで確かめてください
  • 国の道路冠水注意箇所の一覧にある市内の箇所は、平沢地下道(小田急線の下)の1か所です。市の地区別ハザードマップのアンダーパスの印も同じ場所の1か所だけでした。市の災害記録には、平沢での道路冠水が平成24年・平成27年・令和2年に載っています

想定されている災害

  • 地震市の計画は、都心南部直下地震・神奈川県西部地震・南海トラフ巨大地震を短・中期(10年以内)、大正型関東地震を長期(10年超)の対策の目標にしている。市内には秦野断層と渋沢断層がある地震災害対策計画 第1章第2節2 地-4、第1章第6節 地-18
  • 風水害金目川水系(金目川・大根川・善波川・室川・水無川・葛葉川)は24時間総雨量396mm、酒匂川水系の四十八瀬川は24時間総雨量339mmの想定最大規模降雨で、洪水浸水想定区域と家屋倒壊等氾濫想定区域がある風水害等災害対策計画 第2章第4節1 風-19、秦野市地区別防災ハザードマップのページ
  • 風水害下水道管や水路から雨水があふれる内水の浸水想定区域がある。想定はピーク時の1時間153mm、24時間総雨量239.5mm秦野市内水浸水想定区域図の公表のページ、内水浸水想定区域図(想定最大規模降雨)
  • 土砂災害土砂災害警戒区域408区域(急傾斜地の崩壊310・土石流98)。うち特別警戒区域は344区域(急傾斜地の崩壊278・土石流66、告示図書の表の特別警戒区域の指定年月日の欄が埋まっている行を当サイトが数えた)。市のハザードマップ(情報面)は、市境にまたがる区域を含めて警戒区域416・特別警戒区域349(令和6年3月12日県指定)としている神奈川県 土砂災害警戒区域等告示図書(秦野市、令和8年2月17日現在)、秦野市ハザードマップ 情報面(令和7年1月)
  • 富士山噴火・降灰富士山が噴火した場合、市内では30cm程度の降灰が想定されている。市は、内閣府の「首都圏における広域降灰対策ガイドライン」(令和7年3月)を準用して応急・復旧対策を進めるとしている風水害等災害対策計画 第5章第2節 風-137・風-139
  • 停電・通信障害県の令和7年調査では、大正型関東地震で停電105,780軒(冬18時)。台風では、平成30年の台風第24号で4,914軒、令和元年の台風第15号で4,583軒が停電した神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.67、地域防災計画 資料編 11-6

業種ごとに見るべきところ

自社の業種を開いてください。

物流3項目
  • 計画の第1次緊急輸送道路は、東名高速道路・新東名高速道路(海老名南JCT〜新秦野IC)・国道246号・県道62号(平塚秦野)・県道71号(秦野二宮)(地震災害対策計画 地-81)。配送ルートと照らし合わせる
  • 国の一覧の平沢地下道(小田急線の下)は、市の災害記録で道路冠水の多い平沢にある。大雨のときに通らないルートを決めておく
  • 市の富士山のページは、国の報告をもとに、乾燥時10cm以上、降雨時3cm以上の降灰で二輪駆動車が通行不能になるとしている
製造3項目
  • 計画は企業等に、燃料・電力等の重要なライフラインの供給不足への対応や、取引先とのサプライチェーンの確保などの事業継続上の取組を続けるよう求めている(地震災害対策計画 地-31)
  • 県の令和7年調査では、大正型関東地震で市内の停電105,780軒(冬18時)。止まると困る設備と非常用電源を洗い出す
  • 会社・工場などの事業所は、避難にあたって消防計画・防災計画に基づき、発火源の安全確認と電気・ガス等の保安措置を講じるとされている(地震災害対策計画 地-58)
小売2項目
  • 不特定多数の者が利用する施設の管理者は、発災後の施設利用者の混乱を防ぎ、必要に応じて最寄りの一時滞在施設へ誘導するとされている(地震災害対策計画 地-63)
  • 市内4駅の近くに一時滞在施設が5か所ある(市の帰宅困難者対策のページ)。直後の帰宅困難者18,190人のうち11,380人は観光客と想定されている(県 令和7年調査)
介護・福祉2項目
  • 洪水浸水想定区域・土砂災害警戒区域内で計画に名称・所在地が定められた要配慮者利用施設は、避難確保計画の作成と市長への報告、年1回以上の訓練と結果の報告が義務。市は計画を作らない施設管理者を公表するとしている(地震災害対策計画 地-26、風水害等災害対策計画 風-20)
  • 社会福祉施設の管理者は、利用者の生活維持に必要な食料・飲料水・医薬品類の備蓄と、非常用自家発電機等の整備を行うとされている(地震災害対策計画 地-38)
建設2項目
  • 土砂災害警戒区域は408区域(急傾斜地の崩壊310・土石流98)。市の計画は、市街地でも多くの崖が散在しているとしている(地-25)。現場・資材置き場が区域にかかっていないか確かめる
  • 計画では、応急対策の労力が不足するとき、市は協定に基づいて秦野建設業協会に協力を求め、道路・橋りょうの応急措置や障害物の除去などにあたるとされている(地震災害対策計画 地-84)

地震

市の地震災害対策計画(令和8年3月31日改定)は、令和7年3月に県が公表した地震被害想定調査の結果を引用しています。被害は、おおむねすべての項目で最大となる冬・平日18時の条件で示されています。都心南部直下地震・神奈川県西部地震・南海トラフ巨大地震を短・中期、大正型関東地震を長期の対策の目標としています。

図秦野市で想定される被害(神奈川県 令和7年調査・冬18時)

都心南部直下地震大正型関東地震

建物の全壊(棟)

事業所の建物・設備

都心南部直下地震240半壊 2,320棟
大正型関東地震14,350半壊 12,470棟

死者(人)

従業員・来客の安全

都心南部直下地震0重症者 0人
大正型関東地震680重症者 220人

避難者(1〜3日目)(人)

従業員の生活と出勤

都心南部直下地震2,150うち避難所 1,290人
大正型関東地震62,780うち避難所 37,670人

断水(直後)(人)

飲み水・トイレ・製造用水

都心南部直下地震2,860復旧まで 9日
大正型関東地震130,950復旧まで 30日

停電(最大)(軒)

電気で動く設備・通信

都心南部直下地震1,030
大正型関東地震105,780

都市ガスの供給停止(件)

熱源・空調・製造設備

都心南部直下地震110
大正型関東地震13,900
表で見る
項目都心南部直下地震大正型関東地震
建物の全壊(棟)240半壊 2,320棟14,350半壊 12,470棟
死者(人)0重症者 0人680重症者 220人
避難者(1〜3日目)(人)2,150うち避難所 1,290人62,780うち避難所 37,670人
断水(直後)(人)2,860復旧まで 9日130,950復旧まで 30日
停電(最大)(軒)1,030105,780
都市ガスの供給停止(件)11013,900

棒の長さは、項目ごとに比べています。「10未満」は県の表で「*」(1以上10未満)とされているもの。数値は1の位を四捨五入した値です。参考扱いの元禄型関東地震・相模トラフ沿いの最大クラスの地震は載せていません。

神奈川県「地震被害想定調査報告書(令和7年3月)」資料1 市区町村別の被害(p.10・p.30〜37・p.39〜40・p.58〜61・p.67・p.64)

図秦野市の断水の続き方(断水人口)
  • 都心南部直下地震復旧完了まで 9日
  • 大正型関東地震復旧完了まで 30日
05万10万15万直後1日後4日後30日後都心南部直下地震・直後:2,860人都心南部直下地震・1日後:2,750人都心南部直下地震・4日後:1,660人都心南部直下地震・30日後:0人大正型関東地震・直後:130,950人大正型関東地震・1日後:113,030人大正型関東地震・4日後:99,870人大正型関東地震・30日後:6,340人

飲み水だけでなく、トイレ・手洗い・製造や清掃に使う水が止まります。従業員の水の備えと、水が要る業務の止め方を、断水が上の日数続く前提で決めておきます。

表で見る
想定地震直後1日後4日後30日後復旧完了
都心南部直下地震2,860人2,750人1,660人0人9日後
大正型関東地震130,950人113,030人99,870人6,340人30日後

神奈川県「地震被害想定調査報告書(令和7年3月)」資料1 市区町村別の被害(上水道の被害 p.58〜61)

図秦野市の中の震度の広がり(神奈川県 令和7年調査)
都心南部直下地震5弱25%5強37%6弱37%
三浦半島断層群の地震455%5弱45%
神奈川県西部地震425%5弱28%5強47%
東海地震5弱49%5強44%
南海トラフ巨大地震5弱48%5強52%
大正型関東地震6弱28%6強46%726%
元禄型関東地震参考6弱28%6強46%726%
相模トラフ沿いの最大クラスの地震参考6弱14%6強38%748%

区内(市内)の250mメッシュ 1,458個(境目にかかるメッシュを除く)を、県の震度分布から当サイトが数えた割合です。場所ごとの震度は「自然災害リスクマップ」や拠点リスク確認で確かめてください。

神奈川県「地震被害想定調査(令和7年3月)」震度分布図(シェープ)、CC BY。当サイトが集計

図想定地震ごとの、市内の震度
想定地震
45弱5強6弱6強7
震度
大正型関東地震Mw8.2長期的目標(10か年超)
震度6弱〜7
都心南部直下地震Mw7.3短・中期的目標(10か年以内)
震度5弱〜6強
神奈川県西部地震Mw6.7短・中期的目標(10か年以内)
震度4〜6弱
南海トラフ巨大地震Mw9.0短・中期的目標(10か年以内)
震度4〜6弱
東海地震Mw8.0
震度4〜6弱
三浦半島断層群の地震Mw7.0
震度4〜5強
元禄型関東地震Mw8.5参考
震度6弱〜7
相模トラフ沿いの最大クラスの地震Mw8.7参考
震度6弱〜7

秦野市地域防災計画 地震災害対策計画 第1章第3節1(4)「市内における被害の想定」地-7・地-9(令和7年3月 神奈川県地震被害想定調査報告書の抜粋)

くわしい数値と前提(4項目)
  • 市の計画は、県の平成9〜10年度の調査で、秦野断層は約17,000年前またはそれ以降に活動し、渋沢断層は1万年前以降に活動した可能性が高く、どちらも国府津-松田断層帯と合わせて活動する可能性があるとしています(地-18)。
  • 大正12年の関東大震災では、市域で全家屋の7割以上にあたる4,130棟が全半壊し、死者171名・行方不明10名の被害がありました(地-1)。
  • 令和6年8月9日の神奈川県西部を震源とする地震(M5.3、市内は震度4)では、市内で2,960戸が断水しました(資料編 11-6)。
  • 市は東海地震の地震防災対策強化地域と、南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されています(地-4)。
どちらの数値を使うか(編集部の考え方)市の計画は県の令和7年調査の数値を引用しています。社内の想定も令和7年調査の数値を基準にし、資料名と年を添えてください。市内に活断層があることと、神奈川県西部地震が短・中期の目標に入っていることも、想定を決めるときの材料になります。

風水害・冠水

金目川水系(金目川・水無川・室川・葛葉川・大根川・善波川)と酒匂川水系の四十八瀬川の洪水、下水道や水路から雨水があふれる内水が想定されています。国の道路冠水注意箇所の一覧には、市内の平沢地下道が載っています。

図秦野市の道路冠水注意箇所 1か所
  • No.8平沢地下道県道 主要地方道

国土交通省関東地方整備局「道路冠水注意箇所マップ【神奈川県】」令和8年6月1日作成

自治体の資料と照合済み(2026年9月26日)

照合した資料:秦野市地区別ハザードマップ(本町・南・東・北・大根鶴巻・西上の6地区、令和7年1月改訂)の凡例「アンダーパス」の印、秦野市内水浸水想定区域図(想定最大規模降雨)の凡例、地域防災計画 資料編 11-6「過去における主な自然災害及び火災の状況」

照合の結果をくわしく見る

市の地区別ハザードマップには凡例に「アンダーパス」があり、6地区の地図面で印は1か所(南地区・北地区・西上地区の地図に重なって載る同じ場所)でした。場所は平沢の小田急線の下で、国(関東地方整備局)の一覧の平沢地下道(No.8)と同じ位置です。内水浸水想定区域図には冠水箇所やアンダーパスの印はありません。市の資料編の災害記録には、平沢での道路冠水が平成24年4月3日・平成27年9月9日(台風第18号)・令和2年7月11日に載っています。隣接する市町の国の一覧の箇所では、伊勢原市串橋(No.125)が市境の北東約1kmの伊勢原市側にあり、松田町・大井町・二宮町・平塚市の箇所は市境から離れています。中井町・山北町・清川村・厚木市の箇所で市境の近くにあるものはありません。

問い合わせ先
神奈川県 県土整備局 道路部 道路管理課 045-210-6362
  • 風水害金目川水系(金目川・大根川・善波川・室川・水無川・葛葉川)は24時間総雨量396mm、酒匂川水系の四十八瀬川は24時間総雨量339mmの想定最大規模降雨で、洪水浸水想定区域と家屋倒壊等氾濫想定区域がある風水害等災害対策計画 第2章第4節1 風-19、秦野市地区別防災ハザードマップのページ
  • 風水害下水道管や水路から雨水があふれる内水の浸水想定区域がある。想定はピーク時の1時間153mm、24時間総雨量239.5mm秦野市内水浸水想定区域図の公表のページ、内水浸水想定区域図(想定最大規模降雨)
  • 土砂災害土砂災害警戒区域408区域(急傾斜地の崩壊310・土石流98)。うち特別警戒区域は344区域(急傾斜地の崩壊278・土石流66、告示図書の表の特別警戒区域の指定年月日の欄が埋まっている行を当サイトが数えた)。市のハザードマップ(情報面)は、市境にまたがる区域を含めて警戒区域416・特別警戒区域349(令和6年3月12日県指定)としている神奈川県 土砂災害警戒区域等告示図書(秦野市、令和8年2月17日現在)、秦野市ハザードマップ 情報面(令和7年1月)
想定の前提と避難場所(4項目)
  • 金目川水系の想定最大規模降雨は24時間総雨量396mm(135分間に240mm)、四十八瀬川は24時間総雨量339mm(70分間に165mm)です(市の地区別ハザードマップのページ)。
  • 内水の想定は1時間153mmで、洪水は考慮していません。市内の既往最大の降雨は1時間71.5mm(平成25年4月6日)、下水道計画の降雨は1時間50.0mmです(内水浸水想定区域図のページ)。
  • 平成25年4月6日の集中豪雨では、南矢名などで床上浸水31棟、鶴巻北などで床下浸水24棟の被害がありました(資料編 11-6)。
  • 市は、大根・鶴巻地区などに土のうステーションを置いていますが、土のうは事業者向けには配布していません(市の土のうのページ)。

帰宅困難者

市内の鉄道駅は、小田急小田原線の渋沢駅・秦野駅・東海大学前駅・鶴巻温泉駅の4駅です。計画は企業・事業所等に、「むやみに移動を開始しない」という基本原則のもと、施設の安全が確認できた場合は、安全に帰宅できると確認できるまで施設利用者を建物内にとどめるよう求めています。

観光客の帰宅困難者(直後)

11,380人

県 令和7年調査。1日後は大正型関東地震で7,730人、都心南部直下地震で2,160人

神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.51

通勤・通学の帰宅困難者(直後)

6,810人

県 令和7年調査。1日後は大正型関東地震で4,630人、都心南部直下地震で1,290人

神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.51

一時滞在施設(4駅の近く)

5施設

秦野駅の2施設は災害協定による施設。いずれも災害の状況により開設する

秦野市「帰宅困難者対策」のページ

図主な駅の1日平均の1日平均の乗車人員
東海大学前駅(小田急)18,187人
秦野駅(小田急)18,033人
渋沢駅(小田急)12,158人
鶴巻温泉駅(小田急)6,885人

令和7年度版 統計はだの 12 運輸・道路・通信「94 鉄道乗降者人員状況」(小田急電鉄(株)調)の令和6年度の一日平均 2024年度

帰宅困難者の受け入れ先(一時滞在施設など)

鶴巻温泉駅

  • 鶴巻温泉 弘法の里湯

東海大学前駅

  • 秦野市役所 東海大学前駅連絡所

秦野駅

  • 秦野アルファビル
  • 秦野駅前農協ビル5階 教育支援教室「いずみ」

渋沢駅

  • 秦野市曲松児童センター

秦野市「帰宅困難者対策」のページ(市内4駅から最寄りの一時滞在施設)

  • 市の計画では、市は警察・鉄道事業者等と協力して、旅行者を含む帰宅困難者を最寄りの一時滞在施設へ誘導します(地震災害対策計画 地-63)。風水害では、公共交通機関の計画運休の情報も提供するとしています(風水害等災害対策計画 風-65)。
  • 4駅から最寄りの広域避難場所は、鶴巻中学校・大根中学校・本町小学校・西中学校です(市の帰宅困難者対策のページ)。
  • 市は、秦野ガス・神奈川中央交通などと、帰宅困難者に一時的な休憩スペースや受入場所を提供する協定を結んでいます(資料編 10-1)。

地域防災計画が事業所に求めていること

計画の本文を要約しています。正確な文言は、記載箇所の原文で確認してください。

  1. 01日頃から施設・設備の耐震性の確保、食料・飲料水等の備蓄、消火・救出救助の資機材の整備に努め、従業員の防災訓練や研修会を積極的に行う地震災害対策計画 第2章第7節1(2)ア 地-31
  2. 02地震対策の責任者を定めて従業員のとるべき行動を明確にし、地域の自主防災組織と連携して地域の防災活動に参加する体制を整える。燃料・電力等の重要なライフラインの供給不足への対応や、取引先とのサプライチェーンの確保などの事業継続上の取組を継続的に行う同 イ 地-31
  3. 03地震が発生したときは、従業員等の安全を確保し、帰宅困難者にならないような措置をとる。地域の自主防災組織と連携して、情報の収集・伝達、消火、救出救助、応急手当、避難誘導を行う同 ウ 地-31
  4. 04災害関連の情報を集めて組織内で的確に伝える。「むやみに移動を開始しない」という基本原則のもと、施設の安全が確認できた場合は、安全に帰宅できると確認できるまで施設利用者を建物内にとどめる地震災害対策計画 第3章第6節7(3) 地-63
  5. 05避難にあたっては、会社・工場などの事業所は消防計画・防災計画に基づき、発火源の安全確認と電気・ガス等の保安措置を講じる。大規模事業所等の管理者は、あらかじめ定めた避難計画に基づいて避難の措置を講じる地震災害対策計画 第3章第6節2(1)キ・ク 地-58(風水害等災害対策計画 風-61 も同じ趣旨)
  6. 06広域の降灰で交通機関が止まる場合に備え、従業者等を一定期間事業所内にとどめることを想定した物資の備蓄等を行う風水害等災害対策計画 第5章第2節4(1)ウ 風-140
  7. 07事業継続計画(BCP)等を作成し、交通機関の停止で従業員の出社・帰宅が難しくなった場合の対策や、ライフラインの停止を想定した体制の構築に取り組み、平時から従業員や利用者等の安全確保対策を講じる同 エ 風-140
  8. 08市内の一定地区内の市民と事業所は、共同して防災訓練・物資の備蓄・要配慮者の避難支援等の地区防災計画を作り、市防災会議へ提案できる地震災害対策計画 第2章第9節4 地-36(風水害等災害対策計画 風-28 も同じ)
  9. 09市は、防災週間(8月30日〜9月5日)と防災月間(9月)に合わせて各事業所に防災訓練を行い、その内容を報告するよう依頼している。発災直後は状況が確認できるまで事業所内で待機し、そのための水・食料等の備蓄を検討するよう求めている秦野市「各事業所等における防災訓練の実施及び災害時の一斉帰宅抑制」のページ

支援・確認先

BCPづくりに使える制度

  • 秦野市 防災課

    秦野市防災アドバイザーの派遣

    防災士などの資格や被災地での活動経験がある登録者(現在32人)を、企業や施設などへの防災指導にも無料で派遣する。希望日の1か月前までに防災課(0463-82-9621)へ電話かメールで申し込む

  • 秦野市 防災課

    防災講習会の講師派遣

    自主防災会や各種団体等の依頼を受けて、地震・風水害の講習や資機材の取扱いなどの講習会を開く。講師派遣の費用はかからない

  • 秦野市 産業振興課

    秦野市中小企業事業資金(経済変動特別資金)

    最近3か月または6か月の売上額等が直近3か年のいずれかの年の同期より減少し、経営上著しい困難が生じている中小企業者等の運転資金。限度額2,000万円(組合3,000万円)、6年以内、年2.0%以内。払込保証料の全額(1企業5万円限度)を補助し、利子補給もある。申込みは取扱金融機関。問合せは産業振興課(0463-82-9646)

  • 神奈川県

    BCP作成等支援専門家派遣事業

    県内に事業所がある中小企業者等に専門家を無料で派遣。原則3回以内(リスクファイナンス判断シートを使う場合は4回以内)。申込先は公益財団法人神奈川産業振興センター(045-633-5200)

  • 神奈川県

    BCP策定支援融資(中小企業制度融資)

    BCPの策定やBCPに基づく対策を行う中小企業者等が対象。融資限度額8,000万円(令和8年度 制度融資一覧表)

  • 中小企業庁

    事業継続力強化計画

    中小企業者等が防災・減災の事前対策に関する計画を作成し、経済産業大臣の認定を受ける制度

  • 秦野商工会議所

    秦野商工会議所

    市の計画では、市が行う商工業関係の被害調査と応急対策への協力、救助用物資・復旧資材の確保への協力を担う団体とされている(地震災害対策計画 地-15)。県が公表している事業継続力強化支援計画の認定一覧(2026年8月18日更新)には、秦野商工会議所の計画は載っていない。電話 0463-81-1355

秦野市の確認先

秦野市の家庭向けの防災の補助金

従業員の自宅の備えや、店舗・事務所と兼ねた建物の対策に使える制度です。対象になる人や建物の条件は制度ごとに違うので、制度の名前から条件と申請の流れを確かめてください。

出典:同じ運営者の家庭向けサイト「防災備蓄診断 神奈川県の防災補助金」(制度ごとに自治体の公式ページで確認。確認日 2026年9月23日、当サイトへの反映 2026年9月29日)。金額や受付期間は年度で変わるので、申請の前に自治体に確かめてください。

出典(26件)
  1. 秦野市防災会議 令和7年度改定(令和8年3月31日)秦野市地域防災計画 地震災害対策計画紙面の頁(地-の番号。PDFの頁は14多い)。地-1・地-4・地-7〜10・地-15・地-17〜18・地-25〜26・地-31・地-36・地-38・地-58・地-63・地-81・地-84・地-171
  2. 秦野市防災会議 令和7年度改定(令和8年3月31日)秦野市地域防災計画 風水害等災害対策計画紙面の頁(風-の番号。PDFの頁は12多い)。風-11・風-19〜20・風-28・風-61・風-65・風-137・風-139〜140
  3. 秦野市防災会議 令和7年度改定秦野市地域防災計画 資料編10-1 災害時における協定締結先一覧(PDF p.252)、11-6 過去における主な自然災害及び火災の状況(PDF p.302〜304)
  4. 神奈川県 令和7年3月神奈川県地震被害想定調査 資料1 市区町村別被害想定結果一覧PDF p.10・p.51・p.60・p.67(秦野市の行)
  5. 神奈川県 令和8年2月17日現在土砂災害警戒区域等告示図書(秦野市)
  6. 秦野市 令和7年1月改訂秦野市地区別防災ハザードマップ地区別ハザードマップ6面の凡例と地図面、情報面(ハザード)
  7. 秦野市上下水道局秦野市内水浸水想定区域図の公表
  8. 秦野市秦野市内水浸水想定区域図(想定最大規模降雨)
  9. 国土交通省関東地方整備局 令和8年6月1日作成道路冠水注意箇所マップ【神奈川県】
  10. 秦野市お願い 道路等の危険箇所等の通報について
  11. 神奈川県平塚土木事務所
  12. 秦野市 令和6年度の値統計はだの 令和7年度版 12 運輸・道路・通信94 鉄道乗降者人員状況(小田急電鉄(株)調)p.103
  13. 秦野市帰宅困難者対策
  14. 秦野市各事業所等における防災訓練の実施及び災害時の一斉帰宅抑制
  15. 秦野市要配慮者利用施設における避難確保計画の作成及び訓練結果報告書の提出
  16. 秦野市富士山の火山防災対策
  17. 秦野市浸水被害対策のため土のうを無料配布
  18. 秦野市市の災害情報入手ツール
  19. 秦野市秦野市防災アドバイザー
  20. 秦野市防災講習会等を受け付けます
  21. 秦野市各種融資・助成制度
  22. 秦野商工会議所秦野商工会議所
  23. 神奈川県 2026年8月18日更新小規模事業者支援法に基づく「事業継続力強化支援計画」について
  24. 神奈川県BCP作成等支援専門家派遣事業
  25. 神奈川県 2026年4月1日現在令和8(2026)年度神奈川県中小企業制度融資一覧表
  26. 内閣府地区防災計画ライブラリ(関東)