横須賀三浦
葉山町の防災情報
三浦半島の北西部にあり、北は逗子市、南東は横須賀市に接し、西は相模湾に面しています。面積は17.04km²で、丘陵を水源とする下山川・森戸川が西へ流れ、河口付近に平地が開けています。町内に鉄道はなく、交通は自動車に大きく依存しています。
- もとにした計画
- 葉山町地域防災計画 地震津波対策計画編・風水害等対策計画編・資料編令和7年度改訂
- 確認日
- 最大津波高さ
- 10.2m
- T.P.(東京湾平均海面)からの高さ。最大波の到達は11分(相模トラフ沿いの海溝型地震 西側モデル)。町の津波ハザードマップでは、一色・下山口地区の葉山海岸で最大波の到達7分
- 神奈川県「津波浸水想定について(解説)」表1 p.14、葉山町津波ハザードマップ(令和5年5月作成)
- 用意すること強い揺れや長い揺れを感じたら、直ちに海岸から離れて高台へ避難できるよう、事業所からの避難経路と避難先を決めておく(地震津波対策計画編 第2部第9章第1節2 p.79)
- 全壊(大正型関東地震・冬18時)
- 1,430棟
- 重複を考慮した値。半壊2,830棟(県 令和7年調査)。町の計画も同じ値を使っている
- 神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.10、地震津波対策計画編 p.8
- 用意すること建物の耐震性と、棚・設備の固定を確かめる(地震津波対策計画編 第1部第5章第2節1 p.12)
- 観光客の帰宅困難者(直後)
- 1,680人
- 県 令和7年調査。神奈川県西部地震を除く各地震で同じ値。通勤・通学の帰宅困難者は660人
- 神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.51
- 用意すること来訪者を施設内にとどめるか、あらかじめ定められた一時滞在施設へ誘導するかの手順を決めておく(地震津波対策計画編 第2部第10章第1節3 p.88、第3部第5章第5節1⑵ p.132)
- 断水(大正型関東地震・1日後)
- 11,550人
- 直後7,320人、4日後8,150人。復旧完了は9日後(県 令和7年調査)
- 神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.60
- 用意すること従業員の飲料水・生活用水の備えを、断水が続く前提で見直す
- 土砂災害警戒区域
- 212区域
- 急傾斜地の崩壊135・土石流64・地滑り13。ほかに横須賀市・逗子市にまたがり、相手側の番号で載る区域が14(令和6年3月19日現在)
- 神奈川県 土砂災害警戒区域等告示図書(葉山町)
- 用意すること事業所・倉庫・現場が区域にかかっていないか、土砂災害ハザードマップで確かめる
自社の所在地で確かめる
このページは市全体の情報です。事業所・倉庫・現場の場所で何が想定されているかは、次の手順で確かめてください。
- 防災関連マップのページから、津波(一色・下山口地区/堀内・長柄地区)・洪水(森戸川/下山川)・高潮・土砂災害のハザードマップを開く
- 事業所の場所の浸水の深さ、土砂災害警戒区域、避難場所・近隣住民避難協力ビルと津波避難経路を凡例で確かめる
- 津波・高潮の浸水深は県の「e-かなマップ」でも細かく確かめられる
- 国土交通省の「重ねるハザードマップ」でも、同じ場所の想定を重ねて確かめられる
- 防災関連マップ(葉山町)津波・洪水・土砂災害・高潮のハザードマップ、防災マップ、大規模盛土造成地マップ
- e-かなマップ(神奈川県)
- ハザードマップポータルサイト(重ねるハザードマップ)
- 自然災害リスクマップで住所から調べる洪水・内水・土砂災害などの想定を、地点ごとにまとめて表示します
- 拠点リスク確認本社・倉庫・現場など、複数の拠点の想定を一覧表で比べます
拠点リスク確認で、自社の拠点を調べる住所を入れると、拠点ごとの地図と想定、確かめることをまとめて表示します。印刷して社内の資料にもできます。
葉山町の自然災害リスクマップ
地図を準備しています
凡例洪水
洪水(想定最大規模)
- 0.5m未満
- 0.5〜3m
- 3〜5m
- 5〜10m
- 10〜20m
- 20m以上
土砂災害(警戒区域・特別警戒区域)
- 警戒区域(急傾斜地の崩壊)
- 特別警戒区域(急傾斜地の崩壊)
- 警戒区域(土石流)
- 特別警戒区域(土石流)
- 警戒区域(地すべり)
- 特別警戒区域(地すべり)
津波(浸水想定)
- 0.3m未満
- 0.5m未満
- 0.5〜1m
- 0.5〜3m
- 3〜5m
- 5〜10m
- 10〜20m
- 20m以上
高潮(浸水想定区域)
- 0.3m未満
- 0.5m未満
- 0.5〜1m
- 0.5〜3m
- 3〜5m
- 5〜10m
- アンダーパス・地下道
- 浸水しやすい道路(市の資料)
- 点線の縁は、位置が目安のもの
地図の上の「洪水」「内水」などを押すと、地図に重ねる想定が切り替わります。地図をクリックしても調べられます。入力した住所は、位置を調べるために国土地理院の住所検索に送られます。調べた地点の緯度・経度は、国土地理院・防災科学技術研究所の公開APIに送られます。当サイトには送られず、保存もしません。
事業所・倉庫・現場の場所を調べると、地震の揺れの確率と、洪水・土砂災害・津波・高潮の想定をまとめて表示します。
葉山町が公開しているハザードマップ洪水・高潮・津波・土砂災害
出典:「ハザードマップポータルサイト」(https://disaportal.gsi.go.jp/)の配信タイル(2026.09.26に利用)、 防災科学技術研究所「J-SHIS 地震ハザードステーション」(確率論的地震動予測地図 2024年版・平均ケース、表層地盤)、国土地理院「浸水ナビ」をもとに当サイトが作成。 背景地図:OpenFreeMap © OpenMapTiles、地図データ © OpenStreetMap contributors。 地点の区分は、タイルの色から当サイトが読み取ったもので、国や自治体の判定ではありません。不動産取引の重要事項説明には使えません。
概要
事業所がまず確認すること
- 町は南海トラフ地震防災対策推進地域と南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域に指定されている。県の想定では最大津波高さ10.2m、最大波の到達11分。町は避難先として概ね海抜20m以上を推奨している。津波ハザードマップで避難経路と近隣住民避難協力ビルの場所を確かめる
- 県の令和7年調査では、直後の帰宅困難者は通勤・通学660人に対し観光客1,680人。海水浴場など沿岸に来訪者がいる事業所は、津波避難と帰宅困難者の受け入れ・誘導を合わせて決めておく
- 国の道路冠水注意箇所の一覧に町内の箇所はなく、町のハザードマップにも冠水箇所やアンダーパスの印はない。町の計画は、がけ崩れで道路が遮断され孤立するおそれのある地域があるとしている。通勤・配送ルートが土砂災害警戒区域を通らないか確かめる
想定されている災害
- 地震町の計画の想定(県 令和7年調査)では、町内の震度は三浦半島断層群の地震と大正型関東地震で6弱〜6強、南海トラフ巨大地震で5弱。三浦半島断層群主部は、衣笠・北武断層帯と武山断層帯の2つに分けられる地震津波対策計画編 p.5・p.8
- 津波県の津波浸水想定では、最大津波高さT.P.10.2m(最大波の到達11分)、最大浸水面積1.0km²。町は南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域に指定されている。津波災害警戒区域は未指定神奈川県「津波浸水想定について(解説)」表1 p.14・表3 p.27、地震津波対策計画編 p.255、県「津波災害警戒区域の指定について」
- 風水害森戸川・下山川の洪水浸水想定区域がある。想定最大規模の24時間雨量は、森戸川311mm、下山川313mm葉山町 防災関連マップのページ、葉山町洪水ハザードマップ(令和2年3月作成)
- 風水害相模灘沿岸の高潮浸水想定区域がある。町内の最大浸水深は2.7m、浸水面積は0.2km²葉山町高潮ハザードマップ(令和3年12月作成)
- 土砂災害土砂災害警戒区域は212区域(急傾斜地の崩壊135・土石流64・地滑り13)。ほかに横須賀市・逗子市にまたがる区域が14神奈川県 土砂災害警戒区域等告示図書(葉山町、令和6年3月19日現在)
- 停電・通信障害令和元年の台風第15号で最大時約4,600件、台風第19号で約5,200件の停電があった。県の令和7年調査では、大正型関東地震で7,320軒(冬18時)風水害等対策計画編 p.9、神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.67
業種ごとに見るべきところ
自社の業種を開いてください。
物流2項目
- 町内に鉄道はなく、国道134号、県道27号(横須賀葉山)・207号(森戸海岸)・217号(逗子葉山横須賀)・311号(鎌倉葉山)、逗葉新道、横浜横須賀道路が主要な幹線道路とされている(地震津波対策計画編 p.6)
- 町の計画は、がけ崩れによる道路の遮断で孤立することが考えられる避難困難地域があるとしている(p.24)。配送ルートの代替と、止まったときの在庫を考えておく
建設2項目
- 土砂災害警戒区域は212区域(急傾斜地の崩壊135・土石流64・地滑り13)。現場や資材置き場が区域にかかっていないか確かめる
- 町の計画は、道路の早期啓開のため、平常時から業界団体等との協定を結ぶとしている(地震津波対策計画編 p.24)
小売2項目
- 町は、観光客の帰宅困難者対策として、観光事業者と交通事業者に帰宅困難者の収容または避難所の案内・誘導を要請するとしている(地震津波対策計画編 p.88)
- 町は、沿岸部に立地する堅牢な民間施設に、津波避難ビルの指定への協力を要請するとしている(同 p.88)
介護・福祉2項目
- 洪水浸水想定区域・土砂災害警戒区域内にあり、町の計画に名称が載る要配慮者利用施設は、避難確保計画を作成して町長に報告し、計画にもとづく避難訓練の結果も報告する(町「要配慮者利用施設における避難確保計画の作成等について」)
- 浸水が予想される地域にやむを得ず設置された要配慮者利用施設には、安全な避難スペースを設けるなど津波への対策を町が指導するとされている(地震津波対策計画編 p.85)
地震
町の地震津波対策計画編(令和7年度改訂)は、令和7年3月に県が公表した地震被害想定調査の結果から、被害の量や発生の切迫性などを考えて、三浦半島断層群の地震・大正型関東地震・南海トラフ巨大地震を想定地震としています。
都心南部直下地震三浦半島断層群の地震大正型関東地震
建物の全壊(棟)
事業所の建物・設備
死者(人)
従業員・来客の安全
避難者(1〜3日目)(人)
従業員の生活と出勤
断水(直後)(人)
飲み水・トイレ・製造用水
停電(最大)(軒)
電気で動く設備・通信
都市ガスの供給停止(件)
熱源・空調・製造設備
表で見る
| 項目 | 都心南部直下地震 | 三浦半島断層群の地震 | 大正型関東地震 |
|---|---|---|---|
| 建物の全壊(棟) | 130半壊 960棟 | 230半壊 1,220棟 | 1,430半壊 2,830棟 |
| 死者(人) | 0重症者 0人 | 0重症者 0人 | 250重症者 20人 |
| 避難者(1〜3日目)(人) | 830うち避難所 500人 | 1,170うち避難所 700人 | 5,010うち避難所 3,070人 |
| 断水(直後)(人) | 890復旧まで 9日 | 1,550復旧まで 9日 | 7,320復旧まで 9日 |
| 停電(最大)(軒) | 590 | 1,040 | 7,320 |
| 都市ガスの供給停止(件) | 10未満 | 10未満 | 5,090 |
棒の長さは、項目ごとに比べています。「10未満」は県の表で「*」(1以上10未満)とされているもの。数値は1の位を四捨五入した値です。参考扱いの元禄型関東地震・相模トラフ沿いの最大クラスの地震は載せていません。
神奈川県「地震被害想定調査報告書(令和7年3月)」資料1 市区町村別の被害(p.10・p.30〜37・p.39〜40・p.58〜61・p.67・p.64)
- 都心南部直下地震復旧完了まで 9日
- 三浦半島断層群の地震復旧完了まで 9日
- 大正型関東地震復旧完了まで 9日
飲み水だけでなく、トイレ・手洗い・製造や清掃に使う水が止まります。従業員の水の備えと、水が要る業務の止め方を、断水が上の日数続く前提で決めておきます。
表で見る
| 想定地震 | 直後 | 1日後 | 4日後 | 30日後 | 復旧完了 |
|---|---|---|---|---|---|
| 都心南部直下地震 | 890人 | 2,660人 | 1,230人 | 0人 | 9日後 |
| 三浦半島断層群の地震 | 1,550人 | 3,870人 | 2,020人 | 0人 | 9日後 |
| 大正型関東地震 | 7,320人 | 11,550人 | 8,150人 | 10未満人 | 9日後 |
神奈川県「地震被害想定調査報告書(令和7年3月)」資料1 市区町村別の被害(上水道の被害 p.58〜61)
区内(市内)の250mメッシュ 205個(境目にかかるメッシュを除く)を、県の震度分布から当サイトが数えた割合です。場所ごとの震度は「自然災害リスクマップ」や拠点リスク確認で確かめてください。
神奈川県「地震被害想定調査(令和7年3月)」震度分布図(シェープ)、CC BY。当サイトが集計
葉山町地域防災計画 地震津波対策計画編 第1部第3章 p.7〜8(令和7年3月 神奈川県地震被害想定調査報告書による)
くわしい数値と前提(4項目)
- 町は、大正型関東地震の津波による死者(夏12時)390人を半減以上(195人)にすることを減災目標にしています(地震津波対策計画編 p.9)。
- 町内で液状化が発生するおそれのある地域は、主に河川の河口付近に分布しています(p.30)。
- 南海トラフ地震の津波の最短到達時間は32分と想定され、浸水想定区域内からの避難に必要な時間を確保できるとして、町は事前避難対象地域を指定していません(p.259)。
- 南海トラフ地震臨時情報への事業所の備えは、当サイトの記事「南海トラフ地震臨時情報が出たときの事業所の対応」にまとめています。
風水害・冠水
森戸川・下山川の洪水と、相模灘沿岸の高潮が想定されています。国の道路冠水注意箇所の一覧に、町内の箇所は載っていません。
国の資料には、葉山町の箇所は掲載されていません。
国土交通省関東地方整備局「道路冠水注意箇所マップ【神奈川県】」令和8年6月1日作成
自治体独自の一覧は見つからず(2026年9月26日)
照合した資料:葉山町洪水ハザードマップ(A面 森戸川・B面 下山川)、高潮ハザードマップ(2地区)、津波ハザードマップ(2地区)、葉山町防災マップの凡例、防災読本(風水害のページ)
照合の結果をくわしく見る
国(関東地方整備局)の道路冠水注意箇所の一覧には、葉山町の箇所は載っていません。隣接する逗子市の箇所もなく、横須賀市の箇所は国道16号の本町三丁目交差点付近(No.121)の1か所で、町との境からは離れています。町の防災関連マップのページには内水ハザードマップは載っておらず、洪水・高潮・津波の各ハザードマップと防災マップの凡例にも、冠水箇所やアンダーパスの印はありませんでした。風水害等対策計画編の災害の履歴には道路冠水の記録がありますが(p.8〜9)、場所は示されていません。
- 津波県の津波浸水想定では、最大津波高さT.P.10.2m(最大波の到達11分)、最大浸水面積1.0km²。町は南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域に指定されている。津波災害警戒区域は未指定神奈川県「津波浸水想定について(解説)」表1 p.14・表3 p.27、地震津波対策計画編 p.255、県「津波災害警戒区域の指定について」
- 風水害森戸川・下山川の洪水浸水想定区域がある。想定最大規模の24時間雨量は、森戸川311mm、下山川313mm葉山町 防災関連マップのページ、葉山町洪水ハザードマップ(令和2年3月作成)
- 風水害相模灘沿岸の高潮浸水想定区域がある。町内の最大浸水深は2.7m、浸水面積は0.2km²葉山町高潮ハザードマップ(令和3年12月作成)
- 土砂災害土砂災害警戒区域は212区域(急傾斜地の崩壊135・土石流64・地滑り13)。ほかに横須賀市・逗子市にまたがる区域が14神奈川県 土砂災害警戒区域等告示図書(葉山町、令和6年3月19日現在)
想定の前提と避難場所(3項目)
- 森戸川・下山川の洪水浸水想定区域図は、令和元年8月30日に県が告示したものです(風水害等対策計画編 p.44)。森戸川の下小路橋と下山川の星山橋には、雨量・水位のテレメーターと監視カメラが設置されています(p.22)。
- 町の計画は、集中豪雨として1時間60mmの雨が2時間以上続き、昭和49年の七夕水害時の24時間雨量250mmを超える場合を想定しています(p.7)。
- 高潮の想定は、国内観測史上最大クラスの台風が沿岸に最悪の被害を与える経路で来た場合のものです(高潮ハザードマップ)。
帰宅困難者
町内に鉄道はなく、交通は自動車に大きく依存しています。計画は企業等に「むやみに移動を開始しない」原則のもと、交通機関の復旧の見通しが立たないときは、事業所の被害を確認したうえで従業者等を一定期間事業所内にとどめ、飲料水・食料・毛布などを備蓄するよう求めています。
観光客の帰宅困難者(直後)
1,680人
県 令和7年調査。1日後は大正型関東地震で1,140人
神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.51
通勤・通学の帰宅困難者(直後)
660人
県 令和7年調査。1日後は大正型関東地震で450人
神奈川県 地震被害想定調査 資料1 p.51
くわしい数値と前提(4項目)
- 町の計画の被害想定の表では、帰宅困難者は通勤・通学者と観光客の合計で、3つの想定地震とも直後2,330人です(地震津波対策計画編 p.8)。
- 一時滞在施設について、町は町有施設・県有施設に加えて民間施設も含めた確保を検討し、開設基準や優先順位をマニュアル化するよう努めるとしています(p.48)。町の資料で、指定済みの一時滞在施設の一覧は確認できませんでした。
- 海岸やホールなど不特定多数の人が利用する施設の管理者は、利用者の混乱を防ぐため自らの施設を活用し、必要に応じてあらかじめ定められた一時滞在施設に誘導するとされています(p.132)。
- 徒歩で帰宅する人に水・トイレ・交通情報を提供する災害時帰宅支援ステーションは県が事業者と協定して確保しており、町は必要に応じて県に協力を要請します(p.48)。
地域防災計画が事業所に求めていること
計画の本文を要約しています。正確な文言は、記載箇所の原文で確認してください。
- 01管理する施設・設備の耐震性の確保、食料・飲料水等の備蓄、消火・救出救助のための資機材の整備に努め、従業員の防災訓練や研修を積極的に行う地震津波対策計画編 第1部第5章第2節「事業者の役割」1 p.12
- 02地震対策の責任者を定め、地震発生時の従業員の行動を明確にし、地域住民・自主防災組織と連携して地域の防災活動に参加する体制を整える同 2 p.12
- 03交通機関の復旧の見通しが立たないときは、従業者等を一定期間事業所内にとどめる。そのため耐震化・家具の固定・ガラスの飛散防止・非常用電源の整備を進め、BCPに待機と帰宅の方針を定めて周知し、安否確認の方法を決めておく第2部第3章第2節1⑵ア〜エ p.48
- 04事業所施設・設備の安全性を確保して二次災害を防ぐ。防災計画・業務継続計画(BCP)・非常用マニュアルを整備し、防災資機材・水・食料や適正な原材料ストックなど事業継続のための備蓄を充実させる第2部第8章第2節1「事業者の取るべき措置」p.73
- 05町は、事業者が事前計画・地震時の活動計画・業務継続計画などを作成する場合に、必要に応じてアドバイスを行う。地域防災訓練等への参加も求める同 2⑵⑶ p.73
- 06不特定多数の人を収容する施設の管理者は、利用者に災害の状況を伝え、要配慮者を優先して避難誘導する。自主的な防災活動が難しいときは町・防災関係機関に依頼する第3部第5章第7節「施設利用者等の安全確保」p.134
- 07風水害でも、災害の規模によっては震災時と同様に従業員や利用者の安全確保、経済活動の維持、地域への貢献が求められる。震災対策をもとに、風水害を想定した対策の見直しを行う風水害等対策計画編 第1部第4章第2節 p.11
- 0830cm以上の津波浸水が予測される区域内の事業者等は、南海トラフ地震防災対策計画を作成して県知事に届け出る。消防法の消防計画に津波からの円滑な避難の確保に関する事項等を定めることで代えられる葉山町 予防課「消防計画作成(変更)届出書について」(南海トラフ地震特別措置法)
- 09地区の居住者等は、訓練や物資の備蓄などの自発的な防災活動に関する計画を、地区防災計画の素案として町防災会議に提案できる。自主防災組織は事業所等と連携した訓練の実施を検討するとされている地震津波対策計画編 第2部第8章第1節3⑴、⑵キ p.70
支援・確認先
BCPづくりに使える制度
葉山町商工会
町の計画では、町が行う商工業関係の被害調査と応急対策への協力、救助用物資・復旧資材の確保への協力を担う団体とされている(地震津波対策計画編 p.18)。町は食料の備蓄で町商工会との調達協定の締結に努めるとしている(p.34)。県が公表している事業継続力強化支援計画の認定一覧(2026年8月18日更新)には、葉山町商工会の計画は載っていない。電話 046-875-2810
神奈川県
県内に事業所がある中小企業者等に専門家を無料で派遣。原則3回以内(リスクファイナンス判断シートを使う場合は4回以内)。申込先は公益財団法人神奈川産業振興センター(045-633-5200)
神奈川県
BCPの策定やBCPに基づく対策を行う中小企業者等、事業継続力強化計画(連携計画を含む)の認定を受けた中小企業者等が対象。融資限度額8,000万円(計画の認定を受けた場合はそれぞれ別枠で8,000万円)、融資利率2.0%以内、期間は運転資金1年超10年以内・設備資金1年超15年以内(令和8年度 制度融資一覧表)
中小企業庁
中小企業者等が事業継続力強化に関する計画を作成し、経済産業大臣の認定を受ける制度。県のBCP策定支援融資では、認定を受けた中小企業者等は別枠8,000万円の対象になる(令和8年度 制度融資一覧表)
葉山町の確認先
- 葉山町地域防災計画地震津波対策計画編・風水害等対策計画編・資料編(前編・後編)、いずれも令和7年度改訂
- 防災関連マップ津波(令和5年5月作成)・洪水(令和2年3月作成)・土砂災害(令和3年9月発行)・高潮(令和3年12月作成)のハザードマップ
- 相模灘沿岸における高潮浸水想定区域図について(神奈川県)
- 要配慮者利用施設における避難確保計画の作成等について対象施設の一覧、町版のひな形、報告書の様式
- 消防計画作成(変更)届出書について(南海トラフ地震防災対策計画)津波に関する防災対策を講ずべき区域の図と、消防計画に追加する防災規程のひな形。予防課 046-876-0147
- 南海トラフ地震臨時情報が出たときの事業所の対応当サイトの記事。葉山町は推進地域と津波避難対策特別強化地域の両方に入っている
- 防災行政無線が聞こえづらい場合テレフォンサービス 0800-800-7667(フリーダイヤル)、防災情報メール、LINE、X、湘南ビーチFM(78.9MHz)の割り込み放送
- 防災情報メール登録町内在勤でも登録できる
- 災害発生時の連絡先
葉山町の家庭向けの防災の補助金
従業員の自宅の備えや、店舗・事務所と兼ねた建物の対策に使える制度です。対象になる人や建物の条件は制度ごとに違うので、制度の名前から条件と申請の流れを確かめてください。
ブロック塀の除却
撤去費用(税込)の2分の1と、撤去した延長×5千円のいずれか少ない額。限度額は1敷地10万円
葉山町の公式ページ 2026年9月23日確認
出典:同じ運営者の家庭向けサイト「防災備蓄診断 神奈川県の防災補助金」(制度ごとに自治体の公式ページで確認。確認日 2026年9月23日、当サイトへの反映 2026年9月29日)。金額や受付期間は年度で変わるので、申請の前に自治体に確かめてください。
出典(15件)
- 葉山町防災会議 令和7年度改訂葉山町地域防災計画 地震津波対策計画編紙面の頁(PDFのページ=紙面+10)。p.5〜9・p.12・p.18・p.24・p.30・p.34・p.48・p.70・p.73・p.79〜88・p.132〜134・p.255・p.259
- 葉山町防災会議 令和7年度改訂葉山町地域防災計画 風水害等対策計画編紙面の頁(PDFのページ=紙面+8)。p.7〜9・p.11・p.22・p.44〜45
- 神奈川県 令和7年3月神奈川県地震被害想定調査 資料1 市区町村別被害想定結果一覧PDF p.10・p.51・p.60・p.67(葉山町の行)
- 神奈川県 平成27年3月津波浸水想定について(解説)表1 p.14、表3 p.27(葉山町の行)
- 神奈川県津波災害警戒区域の指定について津波災害警戒区域 指定市町一覧
- 神奈川県 令和6年3月19日現在土砂災害警戒区域等告示図書(葉山町)
- 葉山町 ページ更新 2025年7月8日防災関連マップ(津波・洪水・高潮ハザードマップ、防災マップ)
- 葉山町要配慮者利用施設における避難確保計画の作成等について
- 葉山町消防本部 予防課 2025年8月4日更新消防計画作成(変更)届出書について
- 葉山町災害発生時の連絡先
- 葉山町防災行政無線が聞こえづらい場合
- 国土交通省関東地方整備局 令和8年6月1日作成道路冠水注意箇所マップ【神奈川県】
- 神奈川県 2026年8月18日更新小規模事業者支援法に基づく「事業継続力強化支援計画」について
- 神奈川県 2026年4月1日現在令和8(2026)年度神奈川県中小企業制度融資一覧表
- 葉山町商工会葉山町商工会