従業員の初動カード
大きな地震のときに従業員がとる行動を、1枚のカードにまとめて印刷できます。会社の集合場所と安否の報告先を入れると、A4の紙に同じカードが4枚並び、切って配れます。
入力した会社名や連絡先は、お使いのブラウザの中だけで扱います。当サイトに送られることはありません。

カードをつくる
スマートフォンでは、「印刷」を押したあとの画面で、プリンターの代わりに「PDFに保存」を選ぶと、パソコンやコンビニのプリンターで印刷できます(表示は機種によって違います)。
カードの見本(印刷すると、同じカードが4枚並びます)
(会社名)
大きな地震が起きたら
1揺れている間
まわりの人に声をかけ、あわてずに、まず身の安全を確保する。頭を守り、丈夫な机の下など安全な場所へ。あわてて外に飛び出さない。
- エレベーター:最寄りの階で止めて、すぐに降りる
- 車の運転中:ハザードランプをつけ、急ブレーキをかけずに緩やかに減速。大きな揺れなら道路の左側に止める
- 街の中:ブロック塀、看板、割れたガラスに注意
2揺れが収まったら
まわりにけが人がいないか確かめ、(集合場所)に集まる。
3安否を報告する
震度5強以上のときは、会社から連絡がなくても、自分から報告する。勤務時間外や外出先でも同じ。
報告先:(報告先と手段)
つながらないとき:災害用伝言ダイヤル171で (電話番号) あてに録音する
伝えること:①自分の無事・けが ②家族の無事 ③出社できるか
4すぐに帰らない
むやみに移動を始めない。建物が安全なら、会社の指示があるまで社内で待機します。
大雨・台風のとき
1は気象庁「緊急地震速報を見聞きしたときは」による。bousai-keiei.com/shodo-card/
カードにしておく理由
内閣府の「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」(令和7年度)では、リスクが起きたときの対応を進めるうえでの課題として、大企業・中堅企業・その他企業のいずれでも、「自社従業員への取組の浸透」が最も多く挙げられました。計画を作っても、揺れたその場で従業員が動けなければ役に立ちません。
このカードは、地震の直後に一人ひとりがとる行動を、4つに絞って書いたものです。揺れている間の身の守り方は気象庁の案内のとおりに書き、集合場所や安否の報告先など、会社ごとに違うところだけを入れられるようにしています。家族との連絡方法と家庭の備えは「従業員の家庭の備え 配布キット」で案内できます。
使い方
- 会社の決まりを入れて印刷する下の欄に入れると、カードに反映されます。「印刷する」で、A4の紙に同じカードが4枚並びます。点線で切ると、1枚がはがきより少し小さい大きさ(A6)になります。
- 持ち歩ける場所に置いてもらう手帳や社員証のケースに入れたり、机や更衣室に貼ったりします。勤務時間外や外出先で地震が起きたときにも、報告のしかたがわかるようにするためです。
- 朝礼や訓練で読み合わせる安否確認の訓練の日に配り、カードを見ながら実際に報告してもらうと、書いた手順が使えるかを確かめられます。訓練の進め方は「安否確認の方法と訓練」にまとめています。朝礼で短く考える場面は「朝礼5分の訓練シナリオ」でつくれます。
- 事業継続力強化計画に書く下書きシートの「(5) 訓練及び教育」に書けます。書き方の例:「地震の直後の行動と安否の報告先を書いたカードを全従業員に配り、年1回の安否確認訓練で読み合わせる」
カードの「報告するとき」の条件や報告先は、会社の手順と同じものを入れてください。手順がまだ決まっていない場合は、先に「発災直後の1時間の初動手順」と「安否確認の方法と訓練」で、集合場所・報告の手段・始める条件を決めておきます。
もとにした資料
- 気象庁「緊急地震速報を見聞きしたときは」(揺れている間の行動。カードの1)
- 経済産業省北海道経済産業局「安否確認訓練企画シート 記載例と解説」「初動対応訓練企画シート 記載例と解説」(2026年1月23日。報告項目の例、揺れ直後の点呼。カードの2・3)
- 総務省「災害用伝言サービス」(災害用伝言ダイヤル171。カードの3)
- 神奈川県「神奈川県地震災害対策推進条例」第17条第3項、内閣府(防災担当)「災害発生時における大規模な帰宅困難者等の発生への対策に関するガイドライン」(令和8年1月)(一斉帰宅の抑制。カードの4)
- 内閣府(防災担当)「令和7年度 企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」(令和8年3月)図表2-5(取組を進めるうえでの課題)