従業員の家庭の備え 配布キット

従業員に配る A4 1枚の案内です。家族との連絡方法、家庭の備蓄、歩いて帰る道の3つを確かめてもらいます。会社名を入れて印刷でき、事業継続力強化計画の「ヒト」の取組にも書けます。

入力した会社名などは、お使いのブラウザの中だけで扱います。当サイトに送られることはありません。

会社が従業員の家庭の備えを案内する理由

大きな地震のあと、従業員がいっせいに帰ろうとすると、救助や消火の妨げになります。そのため会社は、従業員にしばらく社内にとどまってもらう判断をします。このとき、家族の無事が分からないままでは、落ち着いて待機できません。

国の「事業所における帰宅困難者等対策ガイドライン」は、企業等は、従業員等が安心して施設内に待機できるよう、その家族等との安否確認手段を従業員等へ周知する必要がある、としています。毎月1日・15日に災害用伝言サービスを体験できることを、社内報などで知らせる例も挙げています。東京都の帰宅困難者対策ハンドブックによると、東日本大震災のときに徒歩で帰宅した人が必要と感じた情報は、「家族の安否情報」が最も多かったとされています。

下の案内は、このガイドラインとハンドブックが従業員に知らせるよう求めていること(家族との連絡手段、自宅までの経路、職場に置く歩きやすい靴)に、家庭の備蓄の確認を加えた1枚です。

使い方

  1. 会社名と担当を入れて印刷する下の欄に入れると、案内に反映されます。「印刷する」で、案内の1枚だけが A4 縦で印刷されます。
  2. 朝礼や訓練のときに配る災害用伝言サービスを体験できる日(毎月1日・15日、防災週間の8月30日〜9月5日など)に配ると、その場で家族と試してもらえます。
  3. 事業継続力強化計画に書く下書きシートの「A ヒト」の今後の計画や、「(5) 訓練及び教育」に書けます。書き方の例:「従業員に、家族との安否確認の手段、家庭の備蓄、自宅までの徒歩の経路を確かめる案内を配り、年1回、災害用伝言サービスの体験利用日に安否確認の訓練を行う」

防災備蓄診断の回答は、従業員の端末の中だけで扱われ、会社には届きません。会社として結果を集めたい場合は、「確かめたかどうか」だけを朝礼などで聞く形にしてください。

配る案内をつくる

自社の方針に合わせて書き換えてください。空にすると、元の文に戻ります。

(会社名)から従業員の皆さんへ

ご家庭の備えを確かめてください

大きな地震が起きたとき、会社は皆さんに、しばらく社内にとどまってもらうことがあります。そのとき安心して待機できるよう、次の3つをご家庭で確かめておいてください。

  1. 1家族との連絡方法を決める

    大きな災害で電話がつながりにくいときは、災害用伝言ダイヤル「171」や、災害用伝言板「web171」(https://www.web171.jp/)で、安否の伝言を残したり聞いたりできます。

    毎月1日・15日、正月三が日、防災とボランティア週間(1月15日〜21日)、防災週間(8月30日〜9月5日)に体験できます。家族で一度試して、誰の電話番号に伝言を残すかを決めておきましょう。

  2. 2家の備えを確かめる

    家族の人数や住まいを答えると、水・食料・携帯トイレなどの必要な量と、足りないものがわかります(防災備蓄診断・無料)。答えた内容は会社には届きません。

    目安として、飲料水は1人1日3リットル、最低3日分です(首相官邸)。

    bousai-shindan.com/shindan
  3. 3歩いて帰る道を確かめる

    電車やバスが止まったときに備えて、会社から自宅まで歩いて帰る道を、一度地図で確かめておきます。職場には、歩きやすい靴を置いておくと安心です。

家族で決めたことを書いておく欄(この紙は会社に出す必要はありません)

伝言を残す電話番号
家族が落ち合う場所
会社から自宅までの道
問い合わせ
(担当)
配布日
(配布日)

出典:総務省「災害用伝言サービス」、首相官邸「災害が起きる前にできること」、東京都「東京都帰宅困難者対策ハンドブック」。この案内は「防災経営」(bousai-keiei.com/staff-kit/)で作成しました。

もとにした資料

会社の備蓄の量は「事業所の備蓄の量と中身の決め方」、計画の書き方は「事業継続力強化計画 下書きシート」にまとめています。